・使える英語力の鍛え方:中学から英語の勉強を始めた私の実体験①
こんにちは、Mindyです。私はオンラインで英語専門の家庭教師をしています。
私は中学から英語の勉強を始め、社会人になるころには、グローバルに働ける程度の英語力を付けました。英会話スクールや語学留学には、ほぼ頼っていません。TOEICは915点です。
本日は、「中学から英語の勉強を始めた私が、どうやって使える英語力をつけたか」について、ご紹介していきたいと思います。
私は自分なりに色々と工夫して英語の勉強をしてきたつもりです。そのなかでも、「これこそが効果があった!」というものを、3点紹介します。
ズバリ効果があったのは、
- 英語の基礎(中学英語)をしっかりと頭に入れたこと
- 日常生活の中に楽しみながら英語を取り入れたこと
- TOEFLの受験勉強
です。
全てを解説するとかなり長くなるので、年代別に3つに分割して書いていきます。
第1回目の今日は、「中学時代に私が実際にやったこと」を、具体的に紹介します。
英語の基礎(中学英語)をしっかりと頭に入れる
中学英語は英語の基礎です。文法やその他基本的なことを学びます。ですから、しっかりと頭に入れるべきです。
私がやったことは、学校の授業を真面目に受けること。教材は、教科書と学校の副教材(問題集)だけを使いました。
基本的に、教科書は良くできているものです。必要なことはほとんど書いてあります。学校の副教材も良くできています。ですから、基礎を固めるには、公立中学の授業と教科書と副教材で十分です。
*下手に問題集など買い足して教材を増やしてしまうと、どれも消化不良になってしまいます。結果的に無駄どころか害になってしまうかも知れませんので、注意が必要です。
期試験対策
教科書本文を音読して、和訳して、英訳する。これを繰り返し、単語の意味、文法を理解し、覚えているか確認します。
新出単語は発音・意味・スペル、全て暗記します。
問題集は文法事項を本質的に理解しているかどうか確かめながら、覚えるべきことが覚えられているか確認しながら、2-3回解きます。
分からないところがあれば、学校の先生に質問します。
洋楽をとにかく聞きまくる。
アラフォーの私が小中学生だったころ、音楽番組は全盛期でした。月曜はHey,Hey,Hey、火曜はうたばん、水曜は徳光さんの昔のヒットチャートが出てくるやつ、金曜はMusic Station、土曜は夜もヒッパレ。
ミーハーな私は、ほぼ毎週、全歌番組を見ていました。
歌を聴くのが好きだったので、家にあった洋楽のCDにも夢中になりました。Backstreet BoysとかブリトニーとかMr. Bigとか、とにかく毎日洋楽が家で何時間も流れていました。
ですから、何もしていない人と比べて、(歌ですが)リスニング量が雲泥の差でした。
聞くだけではなく、発音練習もしました。歌詞カードを見ながら歌ってみたり、日本語訳を見ながら「今歌っている所は日本語でこういう意味だな」とリアルタイムで分かるようにトレーニングしました。
完全にオタ活でしたが、後から考えると、英語の勉強になっていました。
ここでポイントなのは、歌詞を見ることですね。ただ聞こえるように口ずさんでいるだけだと、空耳アワーになってしまい、英語の勉強にはなりません。
このトレーニングのおかげか、英語の発音が良くなりました。幼児の様に耳が良くなくても、遅くはないんです。
教科書本文の発音練習
昔の中学では、よく教科書本文の音読をさせられました。
クラスで音読した時に、「おおっ」と思わせたくて、私は家で自主練をしていました。やり方は、教科書付属のCDを聞いて、自分が納得のいくまで発音を真似るだけです。
発音記号は読めませんでしたが、チラ見しながら半分くらいは理解できるようになっていました。発音記号は読めるとやはり良いですね。発音が良くなります。
おわりに
以上、私の英語力向上に役に立ったことをご紹介しました。
私は塾や英会話スクールには行っていませんでしたが、周りの生徒と比べてはるかに英語に触れている時間が長かったと思います。
そして、発音がそれなりに良くなったことも、ほっといて自然に良くなったわけではなく、たくさん練習した成果だと思っています。
「英語は生まれ持ったセンスがないと上手くならない」と考える人もいます。ですが、もし仮にセンスがあったとしても、何もしなければ上手くはなりません。
大抵のことは、努力した時間に比例した成果が出るのではないでしょうか。
努力と考えると辛くなりますから、生活の中に上手く英語を取り入れていくと、楽に英語の環境を作れると思います。中学からでも全然遅くないですよ。楽しく頑張っていきましょう!
次回は、私が高校時代に実践した英語の勉強法について書いていきます。