midoenglishの日記

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受験勉強がもう嫌になった時、それでも前進するには

こんにちは、Mindyです。私はオンラインで英語専門の家庭教師をしています。とはいえ、英会話専門という訳ではなく、受験勉強のサポートもしています。

私は生まれも育ちも日本で、中学から英語の勉強を始めました。英会話スクールや語学留学にもほぼ頼らず、国内で英語力を高めてきました。会社員時代はグローバルに働いていました。現在TOEICは915点です。

 

11月も半ばを過ぎました。受験勉強もいよいよラストスパートですね。私自身、20年前は普通の公立中学に通う生徒だったので、ごく普通の高校受験と大学受験を経験しています。

段々と寒くなっていくとともに受験日が近づいてくるメランコリーな感じと、どうしようもない緊張感、今でも覚えています。嫌ですよねぇ。

受験生の皆さん、皆この緊張感をなんとなくくぐり抜けて大人になっていくので、大丈夫ですよ。淡々と、やるべきことをこなしていきましょうね。

さて、今日のテーマは「受験勉強もう嫌。。」となったときにどうするか、についてです。

皆それぞれ自分なりの気分転換の方法があると思います。ですから、ここでは気分転換の方法については触れません。やる気皆無の状態でも、なんとか前に進む方法をご紹介します。

勉強が嫌になった時はリストを作ろう

受験のプレッシャーを強く感じている時。「もう勉強したくない!」そう叫んで裸足で外にとびだし、大声で叫びながら海を目指して走って行きたくなる。そんな気持ちになることもありますよね。

とはいえ、そんな風に逃げるわけに行かない、そして気分転換しても落ち着かない時、To Doリストを書くことをお勧めします。

やりたくないけれど、やらなければならない学習リスト

このリストには、「やりたくないけれど、やらなければならない学習項目」を、やりたくない順に書いていきます。

例えば、

  • 昨日解いた英語の過去問の見直し(特に長文の精読)
  • 英単語を覚える
  • リスニング練習
  • 学校の提出物を終わらせる
  • 得意科目の演習問題を解く

のような感じです。受験生なら10個くらい簡単に書けてしまうかも知れませんね。

やりたくない学習リストの一番下から取り掛かる

やりたくない事リストが書けたら、順位が低いものから取り掛かりましょう。

「何も勉強したくないけれど、物凄く勉強したくない事と比べれば、大して嫌じゃない」と言う気になりませんか?

落ち着かないときは、重要度は無視しても良い

試験勉強をするときは、自分なりに計画を立てて勉強をしていると思います。計画を立てるときに重要なのは、優先順位を決めることと、締め切りを考えることです。

大抵の場合、優先順位は重要度が高いもの、締め切りが近いものほど上に来ます。

しかし、今回ご紹介した“やりたくないことリスト“は、物事の重要度はとりあえず無視して、勉強しても良いと思える事からこなしていく、という戦略を取ります。

何もかも嫌だけれど何か勉強しないと、、、という心理状態になった時に、少しでも前進する、何かやった感を得るには有効です。

とはいえ締め切りには注意を!

いくらやりたくない度合いが高いとはいえ、締め切りが迫っているものに関しては、優先的にこなすように、気を付けて下さい。

おわりに

受験勉強が嫌になったら、まずは簡単にできる気分転換を試しましょう。外に出てお日様に当たるのでも良し、暖かいお茶を淹れるのでも良し、腹筋をするのでも良し、ペットのモフモフに触って癒されるのも良いですね。

それらを試しても、依然だる~んとしてしまう事もあるでしょう。そんな時は、だる~んとしていても良いのかも知れません。ただ、それが何日も続いてしまうと、ちょっと心配です。

何かやっていることで安心できるのであれば、やりたくないことリストの最下位からこなしていくこともアリだと思います。もし良ければ、試してみて下さいね。

受験生へ

そして最後に言っておきたいことは、勉強が全てではない、ということ。それが勉強をしない理由になってはいけませんが、社会に出てから求められる能力は、非常にさまざまで、学校のテストや入試問題では測ることができるのはごく一部です。

ユニークなアイデアを思いつく力、鋭い考察力、社交性、様々な意見をまとめる力、リーダーシップ、人を説得する力、仲裁する力、(角を立てずに)自分の意見を述べる力、英語力。これらが、仕事をする上で役に立ちます。

私は、中高の勉強は、考え方のトレーニング、頭の使い方を学ぶためにあると思っています。ですから、勉強はもちろん一番大切です。

しかし、自分を知り、自分がどのような世界で力を発揮できるかを見つけることが、幸せに過ごすために、同じくらい重要だと考えています。

最後は脱線しましたが、受験生たち、先を見据えつつ、今は勉強を頑張ってくださいね。