midoenglishの日記

オンライン英語家庭教師による英語教育関連情報などなど

英語の勉強が嫌になった時にすること

こんにちは、Mindyです。私はオンラインで英語専門の家庭教師をしています。私は中学から英語の勉強を始め、ほぼ国内で英語力を高めてきました。

会社員時代はグローバルに働いており、現在TOEICのスコアは915点です。自身の経験を活かし、日本にいながら使える英語を身につける方法をお伝えしています。

 

さて、本日のテーマは、「英語は出来るようになりたいけれど、もう勉強したくない。。」そんな時にどうしたらいいのか、についてです。

前回の記事に関連しますが、「勉強したくないのであれば、これならまだやっても良いかな、ということを見つけて勉強すると良い」と私は考えています。

この取り組み方でも英語力が伸びる理由について、以下に解説していきます。

英語の学習項目

皆さんご存知の通り、言語は主にreading, listening, writing, speakingの4つの技能に分けられます。

readingだけ勉強していても英語を話せるようにはならないですから、これらすべてをバランスよく勉強する事が大切です。

また、別の切り口で分けると、文法、語彙、発音もありますね。これらも、バランス良く身につける必要があります。

勉強する気が無くなったら苦痛でないことをやる

英語の勉強に行き詰まること、よくあると思います。私自身、やる気に波があって、英語の勉強が楽しくて興味が沸いて仕方がない時もあれば、勉強と思うだけでやる気がしない、ということもあります。

そんな時は、「やりたくないけれど、他と比べればやっても良いと思える事」に取り組みます。

例えば、もう英語を読みたくない、単語も覚えたくない、そんな時は、listeningの問題でも解いてみましょう。

それすら嫌であれば、とりあえず英語を聞き流しましょう。(英語を聞き流しているだけでは英語は大して上達しませんが、それでも何もしないよりはずっとマシです。)

listeningが嫌になることもあるでしょう。そんな時は、readingならやっても良いかと思えるかもしれません。

readingの問題を解くのが苦痛であれば、英語の小説を読んで、英語の勉強をしたことにしても良いでしょう。

とにかく、何かしら勉強する、最悪でも、何らかの形で英語に触れ続けるということが大切です。

何かしら勉強していれば他のスキルも何となく上がる

TOEFLなどの受験前が、一番勉強したくない波が来ると思います。私もそうでした。本当はwritingの点数を上げたいのだけれど、通学中にBBCポッドキャストをなんとなく聞いて、取りあえず勉強したことにしよう。。。そんなこともありましした。

すると、不思議なことが起こりました。英語を聞き流していただけなのに、TOEFLの4技能すべてのスコアが少し上がったのです。

ここで私が言いたいのは、「英語を聞き流していれば(listeningだけしていれば)、英語は出来るようになる」ではありません。「何かしら勉強していると、勉強していない他のスキルまで上がることがある」ということです。

まぁ、テスト慣れして点数が上がったという可能性も無くはないですが。。

4技能・語彙・発音・文法は全てつながっている

TOEFLなどの言語の検定試験は、reading, listeningなど技能を分けてテストすることが多いですね。しかし、そもそも1つの言語ですから、それらは全て繋がっています。

例えば、もしあなたの語彙が少ない状態であれば、その影響は4技能全てに及びます。語彙が足りなければ、読み・書き・話すことも苦労します。いくら耳が良くても、知らない単語ばかり出てきたら、何を言っているのか理解できないでしょう。

逆に、何か1つでも勉強してレベルアップすれば、勉強していない他の技能までつられてレベルアップするということが、起こり得るのです。

例えば、writingの勉強がspeakingに役立つことがあります。

writingの勉強の際には、語彙はもちろんのこと、よくある英語表現を自分で使えるようにするため覚えます。これがspeakingにも役立つのです。考えてみれば、当たり前ですね。書けない英文はそもそも話せません。

おわりに

ここまで「なにかしら英語を勉強していれば英語の他のスキルも上がることがある」と書いてきましたが、それにももちろん限界はあります

例えば、多くの人が苦労するライティングは、そもそも論理的な英語の文章の書き方(ロジカルライティング)を学んでおかないと点数は上がりません。

ここで私が述べたかったことは、「それぞれのスキルは何らかの形でつながっている。だから、英語の勉強をしたくないときは、まぁこれならやっても良いかと思える事をやっておこう。すると、意外と他のスキルも伸びることがある」と言うことです。

勉強に飽きた時に、何らかの参考になれば幸いです。

(注)そもそもTOEFLは、テストは技能別に分かれてはいますが、複合的なテスト形式です。例えば、writingのテストにはreadingとlisteningも含まれます。ですから余計に、私がTOEFLを受験した際に、すべてのスキルのスコアが上がったのだとも考えられます。