midoenglishの日記

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いつまでにどの程度の英語力を身につけるべきか

初めまして、Mindyです。私はオンラインで英語専門の家庭教師をしています。

私自身は中学から英語の勉強を始めました。社会人になる頃には、TOEIC850点程度の英語力を身につけ、海外の企業と共同研究などしていました。現在はTOEIC915点、CEFRはC1です。

学生のうちは語学留学や英会話スクールに通った経験などなく、専攻も理系でしたから、自力でここまで頑張ったとは思います。

しかし、もっと早いペースで英語力を伸ばして、もっと上のレベルに行きたかった、と残念に思う気持ちもあります。

ということで、今日は私の経験を踏まえて、英語学習のペースというか、いつまでにこのくらい英語が出来ると将来仕事で楽々と英語が使えるのではないかな、という話を書いていきたいと思います。

 

結論から述べると、

  • 小5から本格的に英語の勉強を始める
  • 小6で英検4級
  • 中1で3級
  • 中2で準2級
  • 中3で2級
  • 高校卒業までにTOEFLで80点以上(できれば100点)取得

が、良いペースかと思います。

 

”高校卒業までにTOEFLで80点以上”がクリアできるなら、小中での学習ペースは何でもいいと思います。ただ、上記のペースが現実的だと思います。

高校卒業までにTOEFL80-100点を目指すべき理由

TOEFL80点は、どの程度のレベルだと思いますか?アメリカなどの大学・大学院に入学するのに求められる最低ラインが80点です。名門校と呼ばれる大学に入りたければ、100点以上あった方が良いです。

TOEFLはとても良くできている英語の検定試験だと思います。英語で授業を受ける能力を計るためにできているので、TOEFLの対策をすると自ずと使える英語が身に付きます。例えば、英語のレクチャーを聞き取りながら、話の内容をメモって、最後に要旨を英語で書く、などです。

とはいえ、海外の大学進学を目指せと言っているわけではありません。海外の大学で学べるレベルの英語力をつけておけ、と言いたいのです。日本にいても、大学で学ぶ自分の専門分野を英語で理解し、表現できるようであってほしい。それが、後々仕事で生きるのです。

 

海外を見てみましょう。マレーシア、シンガポール、台湾、中国、韓国、フィリピン、フランス、スペイン、インドなどなど、公用語に英語がある国でもない国でも、英語力は日本の平均的なそれと比べて明らかに高いです。

今の子供たちには、将来臆することなく、世界中の人たちと肩を並べて対話し、協力していってほしいのです。そのためには、高校卒業までにTOEFL80点は必要だと思います。

小5から英語を始める

学習指導要領が改訂され、今は小5から英語が成績の付けられる科目になりましたね。ですから、このころから本格的に英語の勉強を始めると良いと思います。

なぜ小6で英検4級レベルの英語力があるといいのかというと、早めに始めておけば中学で楽だからです。

中学の3年間で習う内容は、アラフォーの私が中学生だった1990年代後半と比べて、かなり多いです。

例えば、以前は高校の範囲だった現在完了進行形、原形不定詞、仮定法などを、今では中学で学びます。

英単語数も、中学で1000字だったのが、今では小学校で600-700字、中学で1600-1800字と、倍以上に増えています。

小5にもなると、読み書きが得意になり、文法も少しずつ理解できるようになります。学校では文法とスペルまでは教えていない様ですが、小学生のうちに、簡単な文法を理解し、英単語を書けるようになっておくと、中学英語にスムーズに入っていけると思いますよ。

小5以前の英語教育や、中学に入ってからの勉強については、後程書いていこうと思います。

Mindyはオンラインで英語専門の家庭教師をしています。対象は小学生から。現在生徒募集中です!お気軽にお問い合わせください♪