使える英語力の鍛え方:中学から英語の勉強を始めた私の実体験②
こんにちは、Mindyです。私はオンラインで英語専門の家庭教師をしています。
私自身、中学から英語の勉強を始め、社会人になるころには、グローバルに働ける程度の英語力を付けました。英会話スクールや語学留学には、ほぼ頼っていません。TOEICは915点です。
前回に引き続き、今回も「中学から英語の勉強を始めた私が、どうやって使える英語力をつけたか」について、ご紹介していきたいと思います。
第2回目の今日は、「高校・大学時代に私が実際にやったこと」を、具体的に紹介します。
高校時代
私の高校は特殊で、生徒の2/3が帰国子女でした。ですから、普通に英語で会話している子たちがゴロゴロいました。
それを見て私は心が折れました。あぁ、自分はもう遅い。今から頑張っても通訳や翻訳の仕事なんて出来ないんだなと。
そう思っていたので、高校時代は中だるみしていました。しかし、ためになることも少しはやっていました。
学校の授業を真面目に受ける。
良い成績は取りたかったので、授業は真面目に受けました。やはり、学校の授業が基本。一番大切だと思います。
多聴多読
週1,2回程度で、ネイティブスピーカーの先生の授業がありました。初めて受けるオールイングリッシュの授業でした。
また、ハリーポッターを英語で読む授業がありました。graded readersという、レベル別に分けられた小説も読みました。辞書でいちいち単語の意味を調べず、大まかに話の流れを理解する、いわゆる多読です。
このように、多聴多読のおかげで、ザックリと素早く英語を理解できるようになった気がしています。
*多聴多読は、英語の基礎(中学英語)が入った後に取り組むことをお勧めします。
ロジカルライティング
学校の英語の授業で、論理的な作文の仕方について少しだけ学びました。アラフォーの私の世代は、作文と言えば中学で「起承転結」の書き方を学ぶだけでした。
英語は論理的な言語ですから、「言語そのもの」を学ぶだけでなく、「理論的な文章の構成の仕方」を学ぶことは、英語を操るうえでも大切なことです。
ロジカルライティングを通して、「英語的な考え方」にも理解が深まった気がしています。
大学生時代
英語の勉強を継続する
専攻は理系でしたが、選択科目で英語の授業を取っていました。やはり語学は継続が大切です。
英会話のレッスン
大学の選択科目に英会話の授業があり、人生初の英会話のレッスンを受けました。少人数制のクラスで、アウトプットの練習が出来ました。
短期留学
1か月間、アメリカの研究室に交換留学に行きました。当時はTOEFL PBTで530点程度。アメリカ人のルームメイトと仲良くなったり、語学と言うよりは、国際交流や異文化理解をする大変良い機会でした。
TOEFLの勉強
TOEFLは本当に良くできた検定試験です。受験対策をすると、自ずと使える英語力が身につきます。
正直、ここまで書いてきたことはどうでもいいくらい、TOEFLの勉強は役に立ちました。
私はALCのTOEFL iBT対策本(reading, listening, writing, speakingの4冊)を使って自習しました。半年で53点から89点まで上がりました。
目標の100点には届かず、留学はできませんでした。しかし、TOEFLのおかげで使える英語力が飛躍的に向上したので、本当に受験して良かったです。
なんだか、TOEFLの宣伝のようですね。私は関係者ではないのですが笑
「なぜTOEFLがそんなに良いのか」、別の記事に後日書こうと思います。
おわりに
以上が、私が高校・大学時代に実際に行った英語の勉強方法です。
帰国子女に圧倒され英語を諦め理系に進みましたが、それでも英語の勉強を継続したことはプラスに働いたと思います。
とはいえ、高校時代にアウトプットの練習を始めていたら、もっと早く海外に出られたのだろうなと、若干残念に思う気持ちがあります。
ということで、私の生徒には、大学を卒業するまでには英語が普通に使えるようなペースで、指導しています。
次回は、大学卒業後に私がどう英語の勉強をしてきたか、ご紹介します。